ロシア訪問に関する日本青年社の意義説明
-この度のロシア訪問いついて -

 この度のロシア訪問は3年前の11月、ロシア政府関係者から私ども会長に対して、日ロ政府間で膠着している北方領土問題の解決に向けた会談を行いたいので、ぜひロシアに来て頂きたいとの打診がありました。然し、余りにも突然の話しであったことから、私どもは、それ以来、粛々と会議を重ねながらロシア問題専門家や政治家、また北方海域の漁民や関係者等から多くの意見を聞き取るという長い作業を続けてきました。

 そのような折の昨年4月、私ども会長は、東京・狸穴のロシア大使館において在日ロシア大使と直接会談を行いました。9月にはロシア政府から私ども会長にサンクトペレルブルグ大学において、学生たちにぜひ講演してほしいとの招待状が届きました。その後、この問題について幾度かの会談と調整を経て、最終的には日本青年社から30名がロシアを訪問するに至ったのであります。その後の経緯につきましては既に報告してきました。また、本日は、最終調整の済んだ正式文書を発表させていただきます。勿論、私ども日本青年社の基本方針は、北方四島の返還を強く要求する立場にある訳ですから、この度のロシア訪問は、そのことを踏まえて、日ロ間において未解決となっている領土返還の解決に向けた国家レベルの交渉の扉を開くという重大な意義と目的があります。



【 その他、ロシア訪問について】
ロシア訪問に関しての御報告
新時代を拓くロシア訪問に関して-日本青年社の総意に基づく意見・要望-
ロシア訪問に対しての日本青年社の正義とその決意