平成21年度「北方領土問題を考える会・北海道キャラバン」報告
日本青年社総本部運動局長
静岡県御殿場支部支部長 高橋 和己
「 日本青年社が毎年実施している北海道キャラバン隊は今年23年を迎えました。今年は、まずその活動方法を見直しましたことをご報告します。
私ども日本青年社は、3年前、ロシア政府関係者からの要望に応えて今年3月に民間外交として日本青年社議員同志連盟、全国社友会の方々を中心とした30名がロシアを訪問したことの意義と成果を北海道の人たちに伝えることであり、今後の領土問題解決に向けた取り組みを訴えることを目的としたからであります。このロシア訪問に関しましては機関紙「青年戦士」415号、416号の2回にわたって掲載しましたが、わが国は戦後64年を経過したにも関わらず領土問題が何も解決しない現実です。ですから私たちは、今年からの北海道キャラバンを「北方領土問題を考える会」として、なぜ64年の長きにわたって領土問題が解決しないのか、どうしたら領土問題を解決することができるのか、についてをテーマに掲げ、領土問題を解決すべく方法を前面に打ち出した遊説活動を道内一円において展開しましたが、北海道の方々にとって北方領土問題解決は日常生活に密着した政治課題であることから多くの関心を頂きました。 殊に道東地区の釧路市や根室市の漁業関係者の関心の高さは、地元での生も声であり、日ロ外交交渉の進展と北方領土問題解決に向けた運動に取り組む私たちにとって大きな励みとなった北海道キャラバン隊でした。
また、毎年ご協力を頂く北海道釧路市の國青塾の同志の皆様には大変有り難うございました。
◆領土問題を考える・ 北海道キャラバン隊日程 8月29日(土)集合17時00分(大洗港) 出発18時30分 8月30日(日)到着 16時30分(苫小牧 港)(札幌市内に宿泊) 8月31日(月)北海道神宮参拝(写真撮影) 大通り公園にて停止街宣 稚内に向けて出発―道央道―士別―稚内【420キロ】(稚内泊) 9月 1日(火)宗谷岬―紋別―サロマ湖―網走サンパーク【350キロ】(網走泊) 9月 2日(水)網走―標津―モン科学館―野付半島―厚床【200キロ】(根室泊) 9月 3日(木)納沙布岬清掃・祈願祭・休憩・釧路和商市場 苫小牧港出発 9月 4日(金)1時30分 ―大洗港着―解散帰宅 【全日程】《4泊6日》