平成17年9月1日〜9月6日

平成17年09月24日

 今年の北方領土キヤラバン隊は、第44回(2005年)総選挙の期間中ということから、選挙管理委員会などの監督官庁と事前に打ち合わせを行ったが、私たちの北方領土奪還キャラバン隊は恒例の運動ということにて、街宣車の使用について特別許可が出たので、例年通り新潟県直江津港と茨城県大洗港の2ヶ所から出発した。

・ 参加人員90名
・参加車両15台


9月1日(木)
 新潟からの出発隊は、直江津港23時集合、フェリー乗場の待合室にて北海道統一行動の注意及びコースを説明するしてから座談会を実施した。23時55分一路室蘭港に向けて出航、船はかすかに揺れる程度なので寝心地は最高。



9月2日(金)
早朝に目を覚ますと天気は快晴であった。船は少し早い秋の風を受けて津軽海峡を渡り室蘭港に入る。
室蘭港では北海道警察と打ち合わせの後に諸注意を行い、これより納沙布岬まで、約550キロの道のりを車中泊しながら向かうことを全員に伝えて出発。
一方9月1日に茨城県からの出発隊は大洗港を18時30分に出航し、直江津港出発隊より6時間ほど早く苫小牧港に到着し、すでに釧路に向かう。
20時30分頃、大洗港出発隊(茨城県本部・日本親武道塾)から釧路に到着した、との
連絡が入る。直江津港出発隊は、この時日高峠に差し掛かっており、釧路到着は、翌日(9月3日)の01時30分頃の予定と伝える。

9月3日(土)
思いがけず時間がかかってしまい、納沙布岬到着は04時30分になった。
08時00分より納沙布岬の「北方領土奪還碑」の周りを全員で清掃、毎年、北方領土キヤラバン隊に参加していただく地元の國青塾の皆さんとともに、09時00分より金毘羅神社宮司による「北方領土祈願祭」を開始、また今回、「祈願祭」には、北海道愛国者団体会議の皆様も参加して下さった。感謝!
 祈願祭を滞りなく終えて一路阿寒湖に向けて出発
04時30分、宿泊所、ニュー阿寒ホテルに到着

9月4日(日)
11時00分、宿泊所を出発、一路札幌に向かう。
今年のキャラバン隊は、日程が国政選挙と重なったために毎年札幌市内で行う街頭演説はできなったが、北海道警察と選挙管理委員会の配慮により、恒例の「北方領土奪還キャラバン隊」を実施できたことに感謝!
06時00分、宿泊所(札幌グルメシップ)に到着、

9月5日(月)
10時00分、宿泊所(グルメシップ)を出発
10時30分、北海道神宮に到着、全員隊列を整えて神宮に入る。11時00分より「北方領土奪還」を祈願した後で、宮司より講和を拝聴する。いつもながら気が引き締まる。
今日は、台風14号が北海道方面に向かっているとのことから、日本海直江津航路の情報が気にしていたが、10時30分に日本海側の港が封鎖されたことが発表された。もちろん直江津港も封鎖である。私たちは、港が封鎖されると帰る手段がなくなるので心配しながら時間を過ごしたが、北海道本部長がフェリー会社と交渉の末、私たちの車両と隊員は苫小牧港から大洗港行きに乗船できることなった。
 フェリー会社と北海道本部長の感謝するのみである。

9月6日(火)
「キャラバン隊」は台風14号の影響で2時間遅れの20時00分、無事に大洗港に到着した。
最後に、今年の「北方領土キヤラバン隊」は、国政選挙と大型台風の狭間での運動であったが全員が整然と取り組む姿に多くの北海道の方々が温かい声援を送ってくれた事が私たちにとって大きな励みとなった。