平成15年10月11日
私たち日本青年社が毎年実施している「北方領土奪還キャラバン隊」はことしで16回目を迎えた。
今回はその日程報告に加え、参加して頂いた人々の感想文を掲載する。
○参加車両(16台)
○参加人員(85名)
○北海道にて合流した友誼団体
・國青塾 ・日本會
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8月31日 17:00茨城県大洗港集合 18:30茨城県大洗港出港 9月01日 17:00苫小牧港着〜札幌(泊) 9月02日 8:30
札幌神宮参拝、札幌市内街宣 12:00札幌出発〜釧路(364キロ)
釧路〜根室(133キロ)(泊)9月03日 8:30納沙布岬集合 9:00北方領土奪還碑回り清掃 10:00北方領土奪還祈願祭 11:00自由散策 12:00出発 18:00知床峠(192キロ)(泊)
9月04日 9:30知床出発知床〜硫黄山・屈斜路湖〜十勝(300キロ)(泊)
9月05日 10:00十勝出発〜日勝峠〜日高〜夕張〜札幌 20:00各自札幌より帰港地に集合
札幌〜苫小牧港(65キロ)札幌〜室蘭港(220キロ) 23:40苫小牧港〜茨城県大洗港に出港 23:55室蘭〜新潟県直江津港に出港(船内泊) 9月06日 各自到着港より陸路にて帰路につく
平成十五年度 北方領土奪還キャラバン隊に参加しての感想文
日本青年社 清流社 丸山直人
私は、初めて北方領土奪還キャラバン隊に参加させて頂き、その中で素晴らしい経験をさせて頂きました。八月三十一日夕刻茨城県大洗港からフェリーに乗り出航。フェリーの中で初めてのミーティングと顔合わせをし翌日九月一日北海道苫小牧港に入航した。
北海道本部の方々に出迎えていただいた。そこから一路札幌にむけ出発、一日目の宿に到着し、北海道本部の方々を交え、ミーティングと顔合わせを行い食事をし無事に一日目を終えた。
翌日は朝から天侯もよく北海道とは思えない暑さの中北海道神宮で御参拝。札幌市内街宣を二時間ほどおこない、一路根室市へ向け約五百キロの距離を走行した。改めて北海道の雄大さ環境の良さを実感した。
翌日は初代故小林楠夫会長の直筆の評価参加者全員で清掃し、奉納を斎行した。故小林楠夫会長の思いがひしひしと感じられた。
今まで私も街宣活動で北方領土奪還を訴えてきましたが実際に自分の目で自分がこの活動をやってきて良かったと思い、またこれからもこの意志を受け継ぎ自分なりに精一杯活動をして行きたいと改めて思いました。残りの二日間も無事予定通り終了し、九月六日の夕刻に大洗港に到着しました。
最後に、この運動で特にお世話になった茂木運動局長、千葉国際局長、山本北海道管区長を始め便乗させて頂いた富施局長並びに茨城県本部の皆様方には本当にお世話になりました。私はこの経験を活かしこれからの運動に力を入れていきたいと思います。大変貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
風神会 石渡慎也
今回、自分は初めてキャラバン隊に参加しました。
まず、始め思ったことと言えば根室市が市をもって北方領土問題に取り組んでいるということです。根室に近づいてくると道路には“返せ北方領土”などという看板がいたる所にありました。それを見て市全体が一つになって頑張っているんだと思いました。また、根室市では在住する元北方四島民三世帯の男女中学生を北方少年とし総理大臣を始め関係大臣等を訪問し、北方領土の早期返還の実現を訴えているそうです。
納沙布岬へ行ってみると、岬からは北方領土がとても近くに見え、何故こんなに近い島々が日本の領土ではないのかととても疑問に思いました。きっとこれは世界中の誰が見ても自分と同じように感じるだろうと強く思いました。どの位岬から離れているのかと思い調べてみると僅か3.7キロしか離れていませんでした。これはとてもおかしい話しです。それに売店へ行ってみると昆布を売っており店員は、とても大きな声で「この昆布はロシアに取らせてもらっています」と言っていました。その言葉を聞くと、こんなに日本から近い海で漁をしているのにどうしてロシアに取らせてもらわなければいけないのかと思います。領土だけでなく、漁業水域までもが奪われたのだと実感しました。
今ではテレビや本、文書などの情報しか自分に入ってきていませんでしたが、自分の体で感じられてすごく良かったと思います。また自分の感じたことを廻りの人へ伝え共感してもらいたいと強く思います。
来年もまた必ず参加したいと思っています。
北方領土奪還キャラバン隊に参加して
北海道本部 石谷圭介(中学一年生)
九月二日ぼくは、いろいろな経験と勉強をしてきました。それまでは、北方領土のことなど深く考えたことはありませんでした。でも今ではすこし北方領土を返してほしいという気持ちがでてきました。それはわが国固有の領土、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の北方四島が、ロシアの手に渡ってしまっているという話しを札幌市内での街宣で聞いたからです。そこでぼくが思ったことは、どうすれば北方領土をロシアから返してもらえるのか、島に住んでいた一万七千人の人がその四島には、入っていけないと言われているので墓参りにもいけず、漁もできずにすこしかわいそうだと思った。でもせめて墓参りくらいさせてもいいんじゃないかとぼくは思った。それでわが国固有の領土を返してもらうため、わざわざ茨城県や静岡県などからかっこいいバスに乗って北海道まできているからです。そんなことをするなら最初から変な条約をロシアとむすばなければよかったと思います。
とてもいい勉強になりました。これからもロシアから北方領土を返してもらえるようがんばってもらいたいです。
来年も参加したいです。
日本青年社 親武道塾 副隊長池田進
九月二〜三日にかけての北方領土奪還キャラバン隊に参加した。
私達の塾は、今回の参加で四回目の参加となり、私自身では二度目の参加となりました。毎年このキャラバン隊の「プラン」をたてる茂木運動局長や北海道本部山本本部長ならびに北海道本部の皆さん本当にご苦労様です。
私が今回参加した上で感じた事は、前回よりも多少参加団体が少なかったかな?と感じました。しかしながら、それでも参加人数六十名余りとして、参加車両十二台余りが納沙布岬に集結し北方領土奪還祈願祭を行ってきました。
今の日本人は(同志を除く)祖国日本と言う国を、どれだけ理解しているのだろうか?この北方領土問題に関しても、果たしてどれだけの日本人が理解しその重要性を認識しているのかと常に考えさせられます。私達は、このような人達に対して領土の大切さを分かってもらえるようキャラバン隊の運動をはじめ、日々の民族運動を行っているのだと自負しております。
今回、私が北方領土奪還キャラバン隊に参加して感じたことは、このようなことでありました。参加された同志の皆さん、又、友誼団体の全埼玉愛国連合・国青塾の皆さん、日本會本部の皆さん、本当にご苦労様でした。又、来年もすばらしい北方領土奪還キャラバン隊が結成されることを節に願い簡単ではありますが、私の感想とさせていただきます。
乱文となり申し訳ございませんが北方領上奪還キャラバン隊に参加させていただき、ありがとうございました。
※北方領土奪還キャラバン隊に参加しての感想文は、一部のち程追加します。