平成12年度 北方領土奪還キャラバン隊実施報告
日本青年社は昭和56年から毎年2月7日に「2.7反ソの日国民大会」を開催し、昭和61年には「北方領土奪還キャラバン隊」を編成し15年間にわたり毎年欠かさず北海道内で北方領土奪還運動と取り組んでいます。
また今年は、日本青年社の創設者である初代小林楠扶会長直扶会長直筆の「祈願 北方領土奪還」を彫刻した祈願碑を建立してから10周年を迎えたことを機に北海道内において大規模な北方領土奪還運動と取り組みました。
下記に同行者の現地報告を掲載します。
平成12年09月19日
「北方領土奪還キャラバン隊」同行記
総本部メディア対策委員会委員長:鶴賀 哲男
平成12年度「北方領土奪還キャラバン隊」が8月31日から9月6日までの7日間の行程で無事終了。
今から55年前の昭和21年8月15日、日本がポツダム宣言を受託して終戦を迎えた3日後の18日から、当時有効であった「日・ソ中立条約」を一方的に破棄し、国際法を無視した旧ソ連によって不法に占拠され、いまだ帰らぬ北方領土。
これに対し私たち日本青年社は、一日も早く北方領土が還ることを願い訴え、毎年欠かすことなく、北海道の主な都市において「北方領土奪還」を訴える街頭宣伝活動と取り組み、9月3日には日本の最東端にある納沙布岬に建立した「祈願 北方領土奪還」碑の前で、「祈願祭」を挙行しております。
特に今年は「祈願 北方領土奪還」碑建立10周年を迎えたことと、ロシアのプーチン大統領が来日したことから「北方領土キャラバン隊」は、例年より拡大し、地元、釧路市の国青塾、東京から同行した日本誠龍社・日本建国舎の同士とともに、車両21台、総勢100有余名が参加して有意義に終了した。
<< 行 程 >>
8月31日
全国各地より新潟県直江津港・茨城県大洗港・青森県八戸港から目的地の港(室蘭港・苫小牧港)を目指し出発。
9月01日夕刻
直江津港出発のフェリーが室蘭港に入港つづいて大洗港発到着。到着後、集合場所である恵庭市健康ランドで休憩・仮眠。 9月02日3:30 八戸港発のフェリーが入港恵庭市健康ランドへ直行。集合。全員朝の訓辞、隊列構成を行。 4:30 キャラバン隊出発。 5:00 道央高速・国道274号・日勝峠・道東自動車道・国道242号国道38号線を経て釧路市に到着。地元の協賛団体、国青塾の出迎えを受ける。釧路市内昼食後、市内街宣。 18:30 根室市に到着。
9月03日 8:00
出発。 8:30 納沙布岬に到着。 9:00 悪天候の中、北方領土奪還祈願祭を挙行。 11:30 納沙布岬出発。 12:00 根室市到着後昼食。 14:00 根室市出発。 18:00 阿寒湖岬ホテルに到着。 9月04日7:00 朝食。 9:00 出発。一路札幌へ。 12:30 道の駅にて昼食。 18:00 札幌市内ホテルに到着。
9月05日8:30 ホテルを出発。 8:45 北海道神宮に到着後、正式参拝。 10:00 札幌大通り公園にて停止街宣・街宣パレード・ロシア領事館を徒歩によるデモ行進と3班に分かれて街宣。 14:00 大倉山で昼食。 14:30 解散式後、各隊帰路。全工程北海道走行距離・約1000km