日本青年社が取り組む北朝鮮による
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日本青年社は、北朝鮮による日本人拉致事件を政府が認定していなかった当時から取組んでいる。弊紙では今から十七年余り前の平成十二年(二〇〇〇年)
三月に発行した機関紙「青年戦士」(第三四九号)に、同年同月三月六日・七日の両日、自民党本部前と外務省前で行った抗議行動の記事を掲載している。 また同年十二月月二十二日に東京新宿区の日本青年館大ホールで開催した「全国議員同志連盟・社友総会」(出席者千三百人)に、横田めぐみさんのご両親である滋さんと早紀江さんのご出席を頂き、私どもが全国で救出運動を展開しながら募った日本政府に宛ての約二十五万人の救出署名簿と手交した。 当時の出席者は、この時の早紀江さんの「子を思う母の辛い思い」を切々と訴える講演に全員が涙したことを今も忘れないと言う。 【平成十二年三月の機関紙「青年戦士」(第三四九号)抜粋記事】 日本青年社など拉致事件で抗議 北朝鮮は誠意をもって対応せよ! 先日の三月六日の外務省への座込み抗議活動に、急な要請にもかかわらず、寒い中、日本青年社の同志が参加し総勢八十名で行われた。拉致されているご家族の横田さん、蓮池さん、奥戸さん、有本さん、増本さん、市川さんが最前列に座り、道行く人達に講義ビラを配布している前を、昼すぎ、外務所の職員たちがぞろぞろ出てくるが、まるで無関心で別の人種のようだ。これでは新潟県警のようなキャリア等の不祥事の当然だと思った。本当にこの役人等は赤い血が流れているのだろうか? 参加した日本青年社の皆さん、冬季合宿に出発する忙しい所をありがとう。 松尾会長より百個の弁当とお茶を差し入れて頂き有難く頂戴致しました。「救う会」から、お礼状が来ているので次に記します。(原文) 日本青年社厚生局局長 新潟県本部 本部長 水 野 孝 吉 (平成十二年当時の役職) |
○被拉致日本人を救出する会からのお礼 「抗議行動へのご協力ありがとうございました」 新聞、テレビで報じられているように三月六日、外務省前、三月七日、自民党本部前で十万トン食糧支援に反対する座り込みを行いました。この間多数の方々から直接の激励、ファックス、電子メールをお送りいただきありがとうございました。 先週末に決定して月曜日開始という悪条件にもかかわらず寒い中を多くの方々が日本中から参加してくださいました。心より御礼申し上げます。決定が強行されましたことは極めて遺憾ながら、今回示した私たちの姿勢が今後の対北政策に多少とも影響を与えることを期待します。自分の国の政府や与党の前で座り込みを行わなければならない現実にはやりきれない思いですが、救出のため必要とあれば今後も実力行動をもって姿勢をしめします。各位には救出の実現する日まで、ご協力賜りますようお願い申し上げます。(原文) |