領土問題 私はこう考える!集英社・著者 畠山 理仁


平成24年12月25日

新刊本の発売はじまる!!
今、明らかになる日本青年社の尖閣諸島実効支配活動!
闇に覆い隠された真実、日本領土を守った尖閣諸島魚釣島灯台
国民の領土意識を覚醒することを目的とした良書が出版されました。

【日本青年社のテーマ】

テーマは「尖閣諸島の灯台建設の経緯と、今後日本政府へ訴えたいこと」として、日本青年社社員が、各人の尖閣諸島初上陸のときの感想や、灯台建設の苦労話、そして最近頻発する中国船の領海侵犯への対応策などともに、「灯台の整備をすることで、日本国家だけでなく世界に貢献できた」との思いが14ページに渡って掲載されています。




《本書のまえがきより》

〜この本が目指すもの〜
領土問題の火が消えない。

 新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネット。どこを見ても燃え続けている。

 日本は海に囲まれた島国だ。燃えた火を消す水は、国土の周りに十分あるはずである。しかし、一度ついた火はなかなか消えていかない。

 いったい、なぜだろうか。それは多くの日本人が、煌々と燃えている領土問題に火を、心のどこかで「対岸の火事」だと思っているからではないだろうか。それも無理はない。多くの日本人にとって、領土の問題は国によって長い間遠ざけられてきた問題だからだ。 尖閣諸島に対する日本政府の立場は、一貫して「領土問題は存在しない」であった。その一方で、日本領土であるはずの尖閣諸島への「日本人上陸」を認めてこなかった。

 竹島も「日本固有の領土」と主張するが、実際は韓国に実効支配されていることにずっと目をつぶってきた。北方領土への自由な渡航も、いまだに実現しないままである。

 人間には移動の自由がある。しかし日本人には「自国の領土」に近づくことすら許されてこなかった。この国には、海外よりもずっと遠い「日本」が存在するのだ。

 これでは国民が領土問題を「我が家の火事」として考えることなど不可能である。物事を判断するためには「現場の情報」が必要になるが、日本にはそれが圧倒的に不足しているからである。

 そこで本書では、今問題になっている「領土問題の現場」を知る方々にご登場をいただき、「ご自身が領土や国境に目覚めたエピソード」から、それぞれが考える「領土問題の解決法」までを開陳していただいた。本書に低通するのは徹底的な「現場感覚」である。
 本書を読んでいただければ、「専門家」と呼ばれる人々の「領土への目覚め」がそれほど早いものではないことがわかる。領土や国境を意識する時期に「遅い」ということはないのだ。

 今からでも遅くはない。多くの日本人は領土問題をもっと「自分の問題」として考える必要がある。この火事に自分の身が焼き尽くされてしまう前に。「等身大の領土問題」を考えるきっかけとなれば幸いである。

 

この本の他の提言者とテーマは以下の通り。


●孫崎 享(元外交官・元防衛大学校教授、『戦後史の正体』著者)
 「領土問題で紛争をするのはバカバカしい」    
     
●山田吉彦(東海大学海洋学部教授・東京都専門委員〈尖閣諸島問題担当〉) 
 「日本政府は領土問題解決のために、その『活用法』を考えよ」

●鈴木宗男(政治家・北方領土問題がライフワーク)
 「今、北方領土問題解決に絶好のチャンスが来ている」   

●一色正春(sengoku38)(元海上保安官、YouTubeに画像を流出)
 「日本という国は、これからも国民にウソをつき続けるのか」

●石 平(中国問題評論家・中国出身で日本に帰化)
 「“すべてが中国”という『中華思想』は、中国人以外理解不能だ」

●伊藤 靖(元海上自衛官・特別警備隊先任小隊長)
 「海保の制服組に『国民による強い意志』の存在を伝えたかった」

●仲間 均(石垣市議・「尖閣諸島を守る会」代表世話人)
 「日本人の生活の跡を中国人に見せる尖閣諸島ツアーをやりたい」

●中村繁夫(レアメタルハンター・専門商社社長)
 「中国に『ウチだけバカをやっていたら、世界から笑われる』と気づかせよう」

●山本皓一(フォトジャーナリスト・国境地域の島々の写真集を刊行)
 「竹島の実効支配の変貌ぶりを見よ。日本は無策すぎた」  

●小田嶋 隆(コラムニスト)
 「『弱腰』は悪くない。『金持ちケンカせず』でいいじゃないか」

●小川岩夫(拿捕漁船の乗組員)
 「韓国に7ヵ月半抑留。奴隷になったような体験だった」


「領土問題 私はこう考える!」(集英社・著者 畠山 理仁)


構成/畠山 理仁(はたけやま みちよし)
発売日/2012年11月26日(月)
ページ数/192ページ 四六判ソフトカバー
定価/1260円(本体・1200円)
内容/緊急出版! 尖閣諸島、竹島、北方領土。 12人が考える、12の解決


集英社「領土問題 私はこう考える!」紹介HP

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