平成16年4月30日
平成十六年三月十四日第十回教育講座は前回同様練馬区区民会館にて開催。
初めに参加者全員により、教育勅語御奉読の後に、鎌田泰弘教導委員長より、特別参加者である誠憂会会長楠誠先生、大日本信誠会会長佐藤則男先生の紹介をされ第一部に入った。
一部では、新渡戸稲造著「武士道」第一章の書き出しタイ王国神道平和記念公園のパンフレット抜粋の資料を使用し、「武士道」の書き出しを朗読の後に教導委員長より、この教材は、深い意味合いが込められいて、日本人らしい日本の表現を感じたので教材として使用したと述べた。それは、文中の言葉が日本の言葉の独自性である多くを語らず、表し示しているからであり、日本語の一字に込められた、独自性、思い、それは、武士道を取り上げれば義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義・大和魂のように思い深いからである。そしてこの著書は明治三十一年当時の書であるが、当時すでに武士道が忘れ去られている事が見授けられ、更に百年以上経った現在では更に風化してしまって居る。それは、昭和二十三年教育勅語等の失効、そして昭和二十七年までの占領教育を引き摺り、学校教育現場では、教職員組合などが戦後教育を蹂躙し、無責任な教師により教育がなされた為本来の日本の教え示しである教育勅語が忘れ去られたからであるので、私達も思想集団の一員として、日本人の最も基本的な教え示しの部分を理解して行かなければならない。
次に神道平和祈念公園パンフレット抜粋の資料を朗読し文中の「勇は義の相手にして裁断の事也、道理にまかせて決定して猶予せざる心をいう也、死すべき時に死し、討つべき時に討つ事也」を強調し中でも勇は義の相手にして裁断について、言うならば、力の前提は心の修養と表現できると述べ第一部を終了。
第二部は、教本、教育勅語絵巻物語の前回学習した、常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ、から「斯ノ道ハ實ニ我ガ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘシ」の所まで学習であったが、「常ニ国憲ヲ重シ国法ニ導ヒ」の例話の文中、人間の目はごまかせても、天の目はごまかせない、この文と第一部で強調した言葉は、林子平の言葉であり、自然と共生・環境と調和をスローガンに、運動している青年社の隊員はスローガン、実現の第一歩として、心の修養を行い、自分を誤魔化してはならない、次に「一旦緩急アレハ義勇公に奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」の項について、軍国主義と反対する、者達も居るがこれを、家族、地域、国家、天皇、我が親を我が子供に置き変える事によって、反対する者達の視点の違う理論である事が、理解できると話し終了しました。