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平成19年度
「全国議員同志連盟・社友総会」
爽秋、日本青年館大ホールで盛大に開催

平成19年11月17日


 爽秋の9月16日、「日本青年館(大ホール)」(東京都新宿区)で開催された日本青年社恒例の「全国議員同志連盟・社友総会」(以下「全国社友総会」云う)は、機関紙「青年戦士」(第407号)で述べた通り、全国の地方議員で構成される“議員同志連盟”と日本青年社の思想理念と活動指針に共鳴をいただく多くの方々によって構成される“全国社友会”が年に一度、実践活動に取り組む日本青年社とともに一堂に会してそれぞれの年間活動の総括と、更なる活動のの取り組みを発表する恒例行事だが、本年の「全国社友総会」は、昭和36年の結成以来46年の歳月を歩んできた日本青年社が、「旧来の殻を破り、新たな理想に向けて大きく羽ばたく」ことを内外に明らかにすることを最大のテーマとして開催。

 日本青年館・大ホールで行われた「全国社友総会」は、1500有余人が出席する中、午後1時55分、開演に先立って日本青年社綱領が朗読された後、会場から大きな拍手で迎えられて開幕した。

 司会者の開会挨拶に続き、日本青年社が昭和53年から平成17年まで27年にわたって取組んだ尖閣諸島実効支配の活動記録ビデオが放映された。このビデオ放映は、戦後日本の歴代内閣と官僚が既得権益を保持するための自己保身と事なかれ主義に固執してきたことが、いかに国益を損ねてきたかという事実を内外に広く訴えるための参考資料として、なぜ日本青年社が昭和53年に尖閣諸島魚釣島に自費で灯台を建設しなければならなかったのか。また、昭和53年から平成17年までの27年、政府がいかに中京政府の恫喝と内政干渉を恐れてきたか、そのためにいかに国益をないがしろにしてきたかについて訴えた。




議員同志連盟全国社友会代表紹介


松村茂夫
埼玉県久喜市議会議員


 全国から馳せ参じた議員同志連盟の諸先生、全国社友会代表、50有余名が壇上に列席する中、司会者が諸先生を紹介した後、議員同志連盟を代表して連盟議長・松村茂夫埼玉県久喜市議会議員が「私ども議員同志連盟は、日本青年社の皆様と一体となった活動をもちまして今日まで大きく成長を続けてまいりました。今年の春、統一地方選におきましては議員同志連盟の議員全員の当選を果たすことができました。埼玉県では、新たに私たちのメンバーから県議会議員も誕生しております。ご支援に心から深く感謝を申し上げます。現在日本全国十都道府県に私たち議員同志連盟の現職、元職の会員議員19名が活動を展開しております。一人ひとりが民族派議員としての誇りを持ち、正義と政治の大道を実践する一騎当千の議員として精力的に活動を展開しております。如何なる激動の中にあろうとも如何に混迷の中にあろうとも浮き足立つことなく、自分を見失うことなく、国民と政治の中に、そしてそれぞれの自治体の中に「倫理・道徳・品格の向上」が、手ごたえのある形で実践されるよう戦い続けております。今後は更に心ある議員の新規参入と同志人材の育成をはかり、戦力と組織の一層の強化、拡大を図ってまいります。勇気と情熱を共有する皆様のご支援を心から期待しお願いをするものであります」と挨拶。


 続く全国社友会代表挨拶では、全国社友会代表を務める四国徳島県に鎮座する「忌部神社」の門家茂樹宮司が「本日は斯くも盛大に全国各地よりご来賓の諸先生方、会員同志の参集を得まして、この総会が開催されますこと、誠にご同慶の至りで御座います。昨年私どもは国民待望の男系皇族、秋篠宮悠仁親王殿下のご誕生を歓喜をもってお慶び申し上げましたことはご記憶に新しい処で御座います。そして去る九月六日には、皇孫殿下にはめでたく満一歳の御誕生日をつつがなくお迎えにあそばされ、健やかにお育ちの由、両陛下のお悦びはいかばかりかと謹んで慶祝の誠を捧げ大宮の弥栄を奉りたく存ずる次第であります。


門家茂樹忌部神社宮司


 扨、日本青年社は楠公精神を社是として結成されて爾来30有余年の長きにわたり、皇室の尊厳護持を第一義として時局に俊敏に対応し、先ほどのビデオにも御座いましたように尖閣諸島実効支配、ソヴィエト・ロシアに対して北方四島の奪還運動、また北朝鮮による拉致問題、そして近々には東京裁判再審請求問題などと、時代の先駆けとなって様々な運動を展開してまいりましたことは御案内のとおりで御座います。そしてこれらの運動の成果を国民運動として確実に拡大すべく、全国社友会・議員同志連盟が結成され、全国各地に次々と支部を創設し、多くの議員さんの参加が見込まれ、大きな国民運動の輪が全国に展開しつつあります。本年も壇上に多くの新しい仲間を得ることができました。ともに喜びと致す処で御座います。そして全国社友会は様々なお仕事を持つ方がそれぞれの日常の活動と仕事の中で、国民大衆運動として日本青年社と緊密不可分の民族活動を展開しています。然しながらわが国内外の状況を省みまする時、先般の参議院選挙における自由民主党の歴史的敗退、それに伴う安倍総理の突然の辞任など、時局は正に混乱の極みにあります。利権猟官のために右往左往する政治家ども、国民の存在を忘れ己が保身にうつつを抜かす官僚役人ども、大衆に迎合し無責任に害毒を流す偏向マスメディア、そしてそれにあやつられ踊る無知蒙昧の大衆、正に人道は地に落ち、堕落の極み末世末法と言うべき世情は誠に憂慮にたえません。政党政治が自らの腐敗により、国民の支持を失い瓦解した昭和初期が彷彿(ほうふつ)とされる訳でございます。

 直ぐそこに昭和維新、青年日本の歌が聞こえてくるのは私だけでありましょうか。

 今後我が国は益々多難な局面を向かえ、亡国自滅の道を迎えつつありますことは、もはや自明の理であります。

 斯かる事情のときにあたり、日本青年社同志諸兄におかれましては新しき民族運動、新しき平成維新に向かわれ、小林楠扶創設者会長が掲げられた大楠公の七生報国の旗のもと、祖国日本の真の独立と真摯建言のため邁進されんことを期してやみません。我等同志連盟、社友もこれに続くことをお約束申し上げます」
と挨拶した。

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