八王子駅頭の街頭演説は多くの聴衆から暖かい拍手



平成16年6月15日
総本部行政調査委員長 兼 三多摩本部長
仁木 英信


 平成17年4月17日(日)午後2時から八王子駅北口前広場で街頭演説を実施、偶然のことながら、同じ場所に日本共産党と日本青年社の車両が並んで停車したが、最初の演説は日本共産党に譲り、続いて日本青年社の演説が始まった。

  果たして今までにこんな光景があっただろうか、ましてや方や護憲を訴える日本共産党、方や憲法改正を訴える日本青年社である、それだけでも通行人は興味津々であつたようだが、一味違った演説会となった。

  時はまさに中国で反日暴動がおきていたことから、弁士は、中国の反日暴動に対して、この度中国と韓国で起こった反日暴動は断じて許せるものではないが、責任の一旦は日本にもある、それは日本の歴代内閣と政治家、そして外務省が常に自己保身と既得権益にしがみつく事ばかりに固執し本来守るべき国益をないがしろにしてきた、対中国にしても対韓国にしてもすでに国交正常化がなされている。

 日本と中国は、昭和四十七年の国交正常化が調印されたときの共同声明文に「相互不干渉」「相互不可侵」「互恵平等」と記されているのだから政府は毅然とした態度で対申外国に臨んでいれば、このような問題はおきようもない。またこの度、中国と韓国で起こっている反日暴動は見方を変えれば両国とも内政問題なのだ。それは中国は中国共産党の政権維持のために本来なら北京政府に向けられるであろう人民の怒りを日本に向けさているのであり、韓国も盧武鉱政権を維持するために反日を煽っているのであり、また中国の反日暴動は中国共産党の落日の始まりかもしれない。など、テレビや新聞報道にない論を訴えた。

 この日は日曜日という事もあったが、多くの人たちが私たちの演説を聞き入ってくれて大きく頷いたり拍手を送ってくれる姿が大変印象的であった。