抗 議 文

外務大臣 川口順子殿
国土交通大臣 石原伸晃殿

 我々は、自然と共生 環境と調和、豊かな自然と心の絆を唱え、本年平成十六年を「尖閣年」と定め、我が国の主権を強化すべく活動を展開する日本青年社である。
 昨日の中共による日本国領土、尖閣諸島への不法上陸に、強い憤りを禁じ得ず主権の確保と保安体制の強化を強く要求するものである。
 歴史的にも国際法上からも確認されている我が国の領士に不法に侵入する蛮行を許すことは、主権国家とは言い難く、毅然とした態度が求められる事は当然であるが現実の外交は軟弱極まりなく、内政干渉に屈し続ける土下座外交を緊急に是正すべきである。
 特に今回の不法上陸に於いては中共のマスメディアによって度々報じられているにもかかわらず、あまつさえ「主権を示す、石碑を投入するイベント」などいう不埒極まりない計面を公表するなど、我が国に対する挑発を重ねており、更に裏を返すならば保安体制強化の、警戒を高める時間も余裕もたっぷりあったはずであるにも関わらず海上拿捕の機を逸し、不法な上陸をゆるす醜態は言語道断である。
 貴省は日本外交の窓口として襟を正し、本件を重視し、中共攻府より正式なる謝罪を求めると同時に再発の防止を強く訴え、あわせて治安強化に尽力し、我が国の主権を闡明にすべきである。

 右厳重に抗議する

平成十六年三月二十五日

日本青年社 総本部


 

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